森で楽しむおんがくあそび、えんげきあそび202509
9月20日に、『森で楽しむおんがくあそび、えんげきあそび』を開催させていただきました。
3月に引き続き、舞台音楽家の棚川寛子さんと一緒に、岩手県釜石市の三陸駒舎さんにおじゃましました。
今回も本当に濃い時間を過ごさせてもらいました。
誤解を恐れずに言いますが。。。演劇を作るのって、言葉は悪いけど、正直とっても面倒くさいのです。作ったことある人ならきっとみんなわかってもらえると思うのですが、何が面倒って、人ととことんコミュニケーションを取らないといけないこと。
自分がやりたいことをやりたい放題やってても、誰もついてこないし。言いたいことを言いたかったら、人の話を聞かなきゃいけない。
客席で見てくれている人たちに、お話を届けるためには、段取りも守る必要がある、約束したことは果たす必要がある。
小さなこどもたちにとってはそれはちょっと難しい。
だけど、ちょっと大きめの人たちがサポートしてくれたり、少しの助けがあると、なんとかクリアできたりもする。
でも。誰かと一緒に何かをやることで、自分ひとりの世界から抜け出して、全く違う景色を見ることができる。その景色は格別。
みんなと一緒にひとつのことができる、それって、大きな一歩。
演劇って、面倒くさいこと満載なんだけど、面倒くさいからこそ、人を結びつける、人を変える、人を動かすフックがたくさんついてる。
影絵の幕の後ろでわあわあ言いながらも、自分の役割を果たそうとする子どもたち、誰かを助けようとするこどもたち、誰かと一緒に楽しもうとするこどもたち。彼らがキラキラしてたのは影絵の照明のせいだけではなかったはず。とても幸せな舞台裏でした。
今回も貴重な機会を作ってくださった、三陸駒舎、かまめっちょの会の皆様に心から感謝します。
そして、こどもたちだけでなく、大人にも多くの学びをもたらしてくれる棚川さんにも心から感謝を。
ありがとうございました。













