北九州子どもの村小学校：ひかりのアトリエ

2020年1月。
北九州子どもの村小学校で開催したひかりのアトリエ。
独自の教育方針で全国でも名高い学校なので、自分の子供も通わせたいと願ってやみませんでした。いつか一緒になにかできたらなぁと思っていたのですが・・・引っ越すのが心から惜しくなるほどおもしろいこどもたちでした。

参加者は低学年から高学年までさまざま。
1年間、演劇を通して横断的な学びを獲得するというなんともドラマティックな授業を展開しているクラスでした。
テーマは「妖怪」。地元に伝わる民話などをもとにオリジナルストーリーを作って年度末に発表することになっているとのことでした。
私が関われたのはほんの数時間の短いワークショップでしたが、彼らが持つ熱量に火に油を注ぐように様々な素材を提示すると、勝手にどんどん新しい遊びを見つけていくので、途中からはただ見守っていただけのような気がします。
なんのガイドもしていないし、ただ見守っていただけですが、最後にはちょっとしたショートストーリーまで上演してくれました。

目の前にいるこどもたちがどれだけ「わぁっ！」と感じてくれるか。
希望とか、未来とか、なんかそういうワクワクするものが詰まった瞬間をどれだけ共有できるか。私にとっても強烈な体験でした。